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9月18日、山形市西方の山中に位置する「水方(みずかた)不動尊」の御縁日の日。
息子を蔵王に送った後、水方不動尊を訪問。
「水方不動尊」の道標に夏の名残。
山形の各地に残るお社は人口減と共に朽ち果ててしまったものも多いが、水方不動尊は地元皆様のご尽力で大事に守られている不動尊である。また記録もしっかり残されている少ない不動尊といえよう。
参道を進むと、奥には地元集落の方が受付を広げていた。
うっそうとした杉林に立つ水方不動尊に参拝。
いつもなら仕事仲間、ガイド仲間、家族の健康安全を祈るのだが、今日はひたすら息子の安全下山を祈る。
不動尊下の湧水。
もっと手前には「里の名水やまがた100選」に選ばれた湧水地もあります。
山形市南西部は、白鷹山火山か、上山三吉葉山火山か、どちらかの火山噴出物が堆積した地域。(どちらの火山が成因かはいまだに議論になっており、昔参加した山形応用地質研究会(産・官・学の地質関係者が集う研究会)の現地見学会でも激論w になった記憶があります)
凝灰質の地層ながら各地に湧水があり、理由はわかりませんがたいてい「眼に効く」不動尊として祀られてきました。
今は存在しませんが、現「みはらしの丘」が宅地造成される前の丘陵地にも、いくつかそのようなお社が存在していました。
推測ですが、水に乏しい凝灰質の山間部で湧き水があること自体、古人には神々しい存在だったのではないかと思います。
不動尊の参拝を終え、受付で奉納金を納め、いただいたお札と御護符。
雨の中にも関わらず、続々と地元の方々が集い、大事にされているお不動であることがわかります。
いただいた「御護符」の玉コンニャクとジャガイモ煮つけ。ジャガイモ煮つけは少し魚だしを効かせ、甘じょっぱく煮たもの。自宅に持ち帰り、大変美味しくいただきました。
コロナ禍で親戚挨拶廻りも無くなり、山形の郷土料理・様々な家庭の味を味わう機会が激減。
日経新聞に出てくるような数字が全ての専門家にはわからないでしょうが、コロナ禍の現在、こうした御縁日のような機会、皆が家庭の味を持ち寄る機会というものがコミュニティーに果たす役割は相当大きいと考えます。
先日有休を取得したばかりで迷ったが、本日も有休を使い、息子の山岳部山行の送迎。
10月に予定されている新人大会のプレ山行で蔵王ライザスキー場~中丸山~熊野岳~刈田~蔵王ライザスキー場という周回コース。
台風の進路が当初より外れたとはいえ、私の予想では稜線は強い風雨。
息子の話では、顧問の指示では雷が鳴れば山行中止という。
私が在籍していた頃の立正大学体育会山岳部じゃあるまいし、低体温症のリスクは考慮にないのだろうか。
「俺が集合場所まで送る!状況次第で顧問と直談判だ!」
と、本日の集合場所である蔵王ライザスキー場に車を飛ばす。
一時間後、予想外に風雨が弱いスキー場に到着。
「あ、〇〇の父親でございます、ご面倒おかけいたします~」
と平身低頭で顧問の先生お二人に初挨拶。
こうしてみると、幼く見える高校山岳部の現役部員たちを引率する顧問の先生方のプレッシャーも相当なものだと思う。
山形県内の高校山岳部の現状について伺う。私が把握していた以上に、山岳部を擁する学校は激減していた。
学校という建前上ゼロリスクを求める教育組織の中では、リスクが存在する山岳部の存在は歓迎されていないらしい。(←これは私の推測・意見です。念のため)
なんてことだ。クライミング競技は五輪種目となり、五輪出場選手は英雄扱いされるというのに。
悪天で何も見えない蔵王ライザスキー場。秋の冷たい雨の中で、また高校生達は経験を積んでくるのだろう。
山行準備する山岳部員たちを眺めつつ、早々に退出。日中は老母の世話と買物に費やす。
先日のガイド山行の帰り。
迎えに来てもらったガイドの大先輩・佐藤さんと、ある食堂が話題になる。
「国道112号沿いに「月山軒」ってあるよね。」
「あー、ありますね」
「あそこ、建物も古くて長らくやってるんだけど、そんなに美味いのかなあ。行った時ないんだけど。」
「いや、私も無いですねえ」
山形の内陸と庄内を結ぶ国道112号線、その国道沿いに「月山軒」という、営業してるのかしてないのかわかんないような、古い建物の食堂があるのだ。
位置的に、ガイド帰りでも「ここまで来たら山形に帰ろう」という場所なので、立ち寄ったことが無かったのだ。
しかし店名が「月山軒」。名峰といえど「劔岳軒」とか「トムラウシ軒」って無いよね。
ここは「食の人柱」担当である私が突入せねば!
という訳でやってきました「月山軒」。トタンの錆具合がいい感じです。
中は広々とした店内。
メニューには定食中心にいろいろありましたが、「おすすめ」と書いてある「もつ煮込み定食」¥920を注文。
これが「月山軒」の「もつ煮込み定食」。
どんぶり飯、ボリューム感あるもつ煮込み、ナスの素揚げ(醤油とワサビ付)、薄味キムチきゅうり、ナスと豆腐の味噌汁、という内容。
¥920と値段もいいが、飯の盛もいい!これ絶対1合以上ある、トラック運転手、土木作業員が喜ぶ感じの盛の良さ。大盛頼んだらどんなの来るんだろう・・・
もつ煮込みも長時間煮込まれているのか、歯ごたえも柔らかく、味がしっかりしみ込んでる煮込み。
次回はメニュー一覧の別料理にチャレンジしたいと思います。
急遽休みが取れたので、月山・庄内側へ。
快晴の空の下、オモワシ山もだいぶ紅く染まってきた。
標高が上がるにつれ、チングルマも紅くなる。
山頂を往復、この光景が見えるあたりから今日は「チェリーソース!チェリーソース!」と心の中で連呼しながら下る。
今日の佛生池小屋の玄関には、「ワッフルケーキソース チェリーソース いちじくソース 月山青きなこ」と貼ってあった。
佛生池小屋に到着、今日はワッフル・チェリーソースがけを食す。
一口食べた直後の心象風景はこちら ↓
『認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを。』
今シーズン、メープルシロップじゃなくて最初からチェリーソースがけ注文しとけばよかった~、という美味しさ。
酸味少なく果肉の歯ごたえ十分なチェリーソースと、一口ソフトクリームが融合してこれまた美味い。
秋の冷たい風の中、歩いて温まった体にチェリーソースがけワッフルが美味しいのでした。
月山、山頂小屋閉じが9月20日、佛生池小屋閉じが9月26日。
冬の足音が近づいてきます。
2013年、K2初登頂におけるイタリア隊のテレビドラマを製作(後に日本でタイトル『K2 初登頂の真実』として劇場公開)したRAI(イタリア公共放送局)が、またまたやってくれました。
今回は、ワルテル・ボナッティとロッサナ・ポデスタの夫婦生活を描いたドキュメンタリータッチドラマ『Sul tetto del mondo』(世界の屋根の上)を製作、ワルテル・ボナッティ没後10周年の命日9月13日の前夜、9月12日にイタリア全土で放映されました。
ちなみに今回の配役は、
ワルテル・ボナッティ役にアレッシオ・ボーニ(Alessio Boni)、ロッサナ・ポデスタ役にニコール・グリマウド(Nicole Grimaudo)。
Montagna.tvも報じていますが、今回のボナッティの配役にはボナッティ信奉者からクレーム続出らしいですが、あれだけのキャラクターを演じるのは、誰が演じてもクレーム来るのは致し方ないでしょうな。
個人的には、ニコール・グリマウドってロッサナ・ポデスタ演じるには胸が小(以下省略)
前回のK2ドラマでは登山隊隊員の遺族・関係者から結構クレームがついたことでも話題になりましたが、本作はラインホルト・メスナー、シモーヌ・モーロはじめとするクライマー、イタリア山岳会会長、登山史研究家、山岳ガイド、またロッサナ・ポデスタをとりまく映画関係者、遺族ら多数の証言を得て製作されています。
生前のワルテル・ボナッティとロッサナ・ポデスタ
数々の証言も報道されていますが、二人の関係は陰と陽、光と影、お互いに無いものを補い合い、支えあった人生と言われています。
それらがどのように映像化されているのか・・・『K2 初登頂の真実』で地味なテーマを日本劇場公開したんだから、こっちも日本で公開してくれ~
一部が動画サイトで公開されています。
大都会ローマで、あの「山岳王」ボナッティが駐禁で警官相手に困り果てているという窮地を、ロッサナ・ポデスタが救うという場面が描かれています。
飯豊山行の帰路。
飲食店はどこもいっぱい。(緊急事態ってなんですか?)
南陽・上山あたりのパン屋でも開拓するか・・・と車を走らせていたが、雄大な長井葉山の山並みをバックに白い蕎麦畑を眺めているとムラムラと蕎麦屋に立ち寄りたくなり、テキトーに立ち寄った「十割蕎麦きはる」。
店構えで想像のとおり、以前はカラオケスナックらしい店舗が蕎麦屋になっている。
くそ不味いアルファ米の食事に飽き飽きしたので、これまた唐突に天ざるを注文。
天ぷらの中に「梅干し」の天ぷらがあるのにビックリ。口直しの一品。
注文した天ざるが来る前に「お通し」的におばちゃんが持ってきたカボチャ煮と漬物。
「ウチで作ったカボチャと、私が作った漬物なのよ~」と人懐こいおばちゃんが説明してくれる。
右のキュウリの漬物、てっきり既製品かと思ったらおばちゃんの手作りなのでした。
山から帰ってきた後は、蕎麦は普通だけどこういうコミュニケーションのある店の方が好きだ。
カミさん入院で延期していた、職場のS君との飯豊山行を敢行。
飯豊連峰・切合(きりあわせ)小屋の幕営地で迎えた日の出。
他の山域では見られない広大な雲海の夜明けを眺めていると、俗世で穢れた心が洗われる(自己申告)。
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稜線はナナカマドの葉が紅く染まり、ウメバチソウ、マツムシソウ、ミヤマコゴメグサが数多く咲いている。9月に入っても「花の飯豊」は健在。
8月×日
カミさんの退院が決まり、老母の住む実家に立ち寄る。
公有駐車場に植えられていた、クレマチスの花。
一週間の「父子家庭」生活。専業主婦の忙しさを身に染みてわかった一週間。
少しは花の美しさを感じる程度に、心の余裕ができたものか。
9月×日
親方から「だいぶ昔の工事の資料あるかー?」と本社の私に問い合わせ。
「ありますあります」
データをPDFで送った後、コピーも作成し、ここぞとばかりに本社から逃げ・・・もとい、本社から工場に出かける。
工場へ行く途中の畑は、蕎麦で白色真っ盛り。毎年、写真撮ろう撮ろうと思いつつ、現場に出ているうちに黒い実が実るパターン。
今シーズンは近づいて撮影してみる。
9月×日
ガイド山行の帰り、自宅玄関で遅いアサガオの花を見かける。
今日も無事帰れた。次回も無事帰れますように。
日曜の昼、天童市「欧風カレー専門店 RED BRICK」にてランチ。
ステーキで知られる同店だが、オーソドックスに欧風カレー650円(税込)、トッピングに一口(ひとくち)ステーキ50g 180円を注文(食券制)
店の売り文句では「国内最高級カレールーをリーズナブルな価格で提供」とのことでしたが、バターカレー風味。
良い意味でマイルドな味で美味しいです。(私の舌では)辛みの刺激は無いので、好きな方は辛口を注文した方が吉。
トッピングの一口ステーキは50gだとカレーと同皿になりますが美味です。
ステーキ目当てのお客様が多いようですが、私はカレー目的、昼食目的なので、これくらいの肉でちょうどいいサイズ。
出張が多い頃は各地のインド・ネパール料理店を食べ歩きしてましたが(広島市内のインドカレー屋はタウンページでチェックして全店制覇した)、どうも唐辛子の辛みで左右されてるような気がして、ここの「欧風カレー」を一度試したかったのでした。
感想は「日常以上、贅沢未満」(わかりにくい表現ですんません)
コストを抑えて美味しいモノを提供しようとする姿勢が伝わるカレー屋、というか単純に私の口に合うので、また行こうと思います。
秋山ガイドシーズンの始まりは、強い風雨だった。
地元旅行社主催の月山縦走のため姥沢に来てみれば、強い風雨。
本日は月山朝日ガイド協会の伊藤さん、一杉さん、東北マウンテンガイドネットワークの三浦さんに私の4名でガイド担当。
添乗のA氏も交え協議、月山縦走の予定を山形県自然博物園のブナ森歩きに変更。
参加者を二つに分け、A班は私、B班は伊藤ガイド引率でブナ森を歩き、午前を過ごす。
雨天の代替プログラムとは難しいものだ。
我々ガイドとしてはお客様の安全確保が第一のため、悪天で導き出される答えは決まっているが、「代替プログラム」となると千差万別となる。
A氏からは当初「羽黒古道」も候補に出されていたが、私は経験が無いのでブナ森周回を推した。ツアー登山華やかなりし頃は、顧客の要望に応えてハイハイと応じていたが、今の私はできないことはできないと答えることにしている。
昼前、ブナ林歩きを終えて博物園に帰着。
天候具合をみて、A氏から本日のゴール地点になるはずだった弥陀ヶ原湿原散策のご提案があり、我々ガイド4名も随伴、弥陀ヶ原湿原も案内することになる。
バスで約1時間半かけて月山山麓を半周し、庄内・月山八合目駐車場へ。
弥陀ヶ原湿原もやはり雨風が吹き付けるコンディションだったが湿原に出発。一路、中の宮参篭所を目指す。
参篭所で雨が強くなってきた。当初は一時間かけて湿原を廻る予定だったが、風が強いこと、雨は止んだが天候不安定なことから短く切り上げることにした。
お盆以来の弥陀ヶ原湿原、花は残り少なくなり、「草紅葉」が始まっている。
「ブナ林とは雰囲気が違いますね」
「山に来たっていう感じしますね」
というお客様の言葉に救われる想い。
湿原を廻り終え、明日は石段を踏破して羽黒山参拝に臨むお客様たちのバスを見送る。
今回は4名のガイドを代表して添乗のA氏との連絡、ガイド料等の精算を担当。
強風の中、お客様たちのバスを見送った後、伊藤さん、一杉さん、三浦さんたちとバカ話をしているひと時の安堵感。
ガイドの大先輩である佐藤さんが迎えに来てくださり、車に便乗。
月山山麓、頭を垂れ始めた稲穂実る水田を眺めながら、佐藤さんが
「この辺、まだ稲刈り始まってねんだなあ」とつぶやく。その一言に、秋の到来を実感する。
我々が車を停めている場所まで佐藤さんにお送りいただき、少し事務作業を終えてから解散。
帰宅後、カミさんの作ってくれた大根の酢漬けに真っ先に箸が伸びる。風雨で登山は中止、代替プログラムでさほど身体は動かしていないのだが、疲労感が大きい。
次の機会は秋雨前線から解放されますように。
韓国の月刊『山』誌において、早速に東京五輪クライミング競技の分析記事が掲載されました。
解説はキム・インギョン女史。女史は長らく韓国クライミング競技を陰から支えてきた方で、その人物像は当ブログ2010年8月の記事「壁ガール」に記録してあります。
例の「第3課題」についても、旭日旗かどうかはさておいて冷静に「クライマー」「競技」という観点から考察しているところがポイントです。
스포츠 클라이밍, 화려한 '올림픽 신고식’ (五輪スポーツクライミング、華麗なる「五輪歓迎式」) by 月刊『山』2021.09.02
以下引用開始
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[再び見る東京オリンピック]スポーツクライミングの名場面
「コンバインド」方式 採点に多くの問題を残す、様々な技術を要求した点は評価される
ソ・チェヒョン、パリでのメダル圏進入の可能性高く
破壊的な力を披露し、金メダルを首にかけたヤンヤ・ガンブレット。写真は決勝ボルダリング完登後、咆哮する様子。写真 聯合ニュース
東京オリンピック正式種目に初めて採用されたスポーツクライミングが、華やかなデビューを終えた。オリンピックの影響で、全国各地のクライミングジムにはクライミングを体験してみようと行列が絶えない。さらに、有名な岩場では週末には混雑も生じている。韓国選手が上位に入らなくても、世界のトップ選手が集まった大会らしく、高レベルの試合が繰り広げられたために起こった現象である。
オリンピック女子決勝に進出したヤンヤ・ガンブレット(左)、野中生萌がリード種目のルートを双眼鏡で観察している。写真 聯合ニュース
またサ・ソル、キム・ジャインなど現役選手らの解説も一助となった。ただ、スポーツクライミング競技を知らない人に焦点を合わせたため、一部の愛好者からは、解説がもっと詳細であれば良かったという意見も出た。このために東京オリンピックスポーツクライミング競技中に疑問に思ったシーンや、歴史的なシーンをもう一度振り返る。解説はスポーツクライミング・ユース代表監督を務め、国内大会でも解説で活躍したキム・インギョン マッドジム代表。
元々軽量選手だったジェシカ・ピルツはコンバインド方式でオリンピックが開催されたため、スピード種目のために大幅に筋肉を増量した。写真 聯合ニュース
#1 コンバインド方式が選手を自滅させた
ソ・ヒョンオ記者(以下ソ)話題も不満も多かったオリンピック大会が終わりました。まず初めに、リード、ボルダリング、スピード各3種目の順位を乗じて得た値で全体順位を決める「コンバインド方式」に物足りなさが残ります。世界最高の呼び声高いアダム・オンドラ(チェコ)は、5年前にコンバインド方式が予告されるとオリンピックをボイコットする動きを見せました。今までリードやボルダリング、スピードなど各種目別に技術や筋肉を適化させた選手に、他種目まで並行させるのは適切ではないという意見からの行動でした。結局、大会には出場しましたが・・・。
キム・インギョン代表(以下、キム)やや極端に言えば、選手たちが自身の肉体を「捨てた」と言わなければならないようです。ジェシカ・ピルツ(オーストリア)の場合、非常に華奢で軽量な選手なのに、スピードのために体をバルクアップしたため、自分の長所が弱まってしまいました。楢崎智亜(日本)は、リードのために体がほぼ半分になるほど減量したと見られます。パリオリンピックから種目が分離されるという点は良かった。選手の志向にあわせて、リード、ボルダリング、スピード、すべて別々の種目として行われることを願っています。
#2 観覧スポーツとして定着するには、用語の統一が必要
ソ 放送局のキャスターが解説委員の言葉に質問を連発し、ルールや技術の説明が不十分となり視聴者から批判があがった。(訳者注 : 韓国の五輪クライミング中継でキム・ジャインが解説を担当したが、実況アナウンサーがクライミングに無知だったためキム・ジャインの解説に質問を連発、キム・ジャインの解説は好評だったが解説を邪魔する実況アナに韓国国民の批判が集中した件を指す) すでに共通化された内容の他にも、スピードクライミングの壁の角度は95°であるが垂直の壁と表現したり、ボルダリングの課題を「コース」と表現した。むろん大きな問題ではなく、不慣れなクライミング用語を、一般人が理解しやすいように近づけたがためのアクシデント程度に見えます。
キム これらの問題が発生した根本的な原因は、クライミング用語が明確に統一されていないからだと思います。例えば「難易度(リード+ボルダリング)」と字幕をつけた場合を見てもそうです。通常、リード種目を韓国語に直訳すると「難易度」となりますが、「難易度」の中にリードとボルダリングが属しているわけではありません。
ボルダリングも登る箇所を指すとき、海外では「ボルダー」と呼ばれ、国内では「コース」ではなく、「課題」と言います。
過去のサッカーの「センタリング」という言葉が使用された後に無くなったように、今後も観戦スポーツとしてスポーツクライミングが捉えられるためには、用語を統一する必要があると思います。
チョン・ジョンウォン選手のリード競技で、ロープがチョン選手の足に絡まないようにビレイヤーが右に急ぎ移動してビレイしている様子。一般的なロッククライミングならクライマーにロープの反対側に移動してくれと頼むが、競技であることに加え、すでにクライミングを開始したのでビレイヤーがセンスよく対処した様子である。以後のクライミング中、チョン選手がロープを反対側に渡すと、ビレイヤーは再び進行方向の反対側である左側に立っている。写真 IOC
#3 チョン・ジョンウォン予選リード競技のビレイヤーの影響は?
ソ 一部の愛好家は、チョン・ジョンウォン選手の予選リード競技でビレイヤーが適切にロープを繰り出さなかったとの声が上がりました。場面を振り返ると、チョン選手が3番目のクイックドローにロープをかけるためロープを引き抜いて出すとき、これを十分に出してくれず、たじろぐ場面が見られます。また他の選手たちは、左から確保を開始するのにチョン選手だけ進行方向である右からビレイを開始しています。
キム 私も最初に見た時は意外な状況に見えました。ところが、一つ一つ検討すれば、大きな問題はありませんでした。まず、他の選手たちも3番目のクイックドローにロープをかけたときの確保者が十分に出してくれない場合がたまにあった。その場で選手がロープをかけるタイミングがそれぞれ違うために起きた問題と思われます。また、クラックス(クライミング中、グレードが急激に難しくなる区間)ではなく、クライミングに大きな影響を及ぼすこともありませんでした。
第2に、右から確保を始めたのはビレイヤーの賢明な動きでした。競技の開始時にチョン選手を見ると、足にロープが絡まっている状態であることがわかります。左から確保を開始したら、ロープがチョン選手の足にらせん状に絡まる状況でしたので、ビレイヤーがそれを防止するために、右に動いて解放したんです。
余談ですがビレイヤーがビレイで問題を起こした場合、審判はこれを最初に指摘したり、コーチ陣や選手が抗議し、審判が受け入れれば再登の機会を与えることが規定で定められています。
6.84秒で15mの壁を登り、女子スピードクライミング世界新記録を樹立したアレクサンドラ・ミロスラフ 写真 聯合ニュース
#4 スピードクライミング女性の世界新記録
ソ アレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)が決勝で6.84秒で完登しスピードクライミング女性の世界新記録を樹立しました。観戦のポイントは?
キム 3つの要因があります。第1はミロスラフの手と足の長さ、身長など体格がスピードクライミングに最適化されているという点であり、2つめはリズム感が良く動作に無駄がない点です。第3は、横で一緒にプレーしたアヌークの力走です。スピードクライミングは隣の選手に影響を大きく受けます。見えないようでも選手たちは隣でプレーする選手の位置と存在を正確に把握しています。
ソ アヌークもミロスラフとほぼ同じように登るが、最後のタッチで遅くなった。
キム そうです。また、ミロスラフのクライミング技術は、最近の女子のスピード技術の典型的な例という点で、記録更新の糸口を残した点を評価したい。男子選手は最初から最後まで、動線の無駄を最小限に抑えるため、一直線に登ろうとする。そのために足を立てて踏んで、競技場面を見ても、ロープの揺れがほとんどない。
一方、女子選手は男子選手たちに比べて力が弱いため、多少軸が揺れても足を立てず横にして最大限に力を引き出す方法を使う。これで、次の新記録は、男性の1文字走行をこなすことができる十分な筋力や身体条件を持つ選手が樹立するでしょう。
少しの運にも恵まれたものの、コンバインドに合わせて総合力を高め、金メダルを勝ち取った新鋭アルベルト・ロペス 写真 聯合ニュース
#5 ロペス金はコンバインドの恩恵、ヤンヤ金はコンバインドを破壊
ソ 優勝者の話をしましょう。男子には異変が起こりました。19歳のアルベルト・ロペス(スペイン)が金メダルを獲得しました。コンバインド方式で種目順位を乗算して算出するため、他の二つの種目で下位となっても、一種目で1位を占めればメダル圏に進出できることから起こったことです。ロペスはボルダリング7、リード4など低迷していましたが、相手選手の失策に支えられスピードで1位を記録したため、金を獲得できました。
世界最高と評されるオンドラは6位でした。弱点であるスピードクライミングのために、最終的に高い順位を記録できませんでした。
キム コリン・ダフィー(米国)、ロペスのような10代後半、20代前半の選手たちはコンバインド方式を適用していた国際ユース大会出場経験を持つ選手です。彼らの「白紙の体」にコンバインドに最適化された技術と体力を刻むことができました。単一種目で活躍していた従来の選手たちは、長時間かけて自分の種目に合わせ技術を高め、体を作っていたので、自分の弱い種目を新たに学ぶことが難しかったんです。
その意味で、ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)の金メダルは、彼女の天性と破壊力を証明した結果と見なければならないでしょう。試合を見ると、まるで猫です。重力がまるで微細なものに感じられ、体のバランスをとる能力は天才的です。他の選手たちが少しずつ細かくバランスを修正しながら進める動作を、ヤンヤは迷いなく一気に移る。今後しばらくの間、ヤンヤを倒す選手はいないでしょう。
アダム・オンドラが旭日旗を模したデザインとして知られる男子決勝ボルダリング第3課題に挑戦している 写真 聯合ニュース
#6 ボルダリングの課題 「旭日旗の課題」本当の課題は?
ソ リードとスピードは、定型化された側面がある。しかし、ボルダリングは、ルートセッター(スタジアムのホールドを配置するスタッフ)が自分たちの創造性を発揮できる余地が多い。今回の五輪ボルダリングの課題を総評してみると?
キム ルートセッターの苦悩が伺えます。様々な技術を試みるべき課題が多く印象的でした。ジャミング、マントリング、ダイノ、トゥーフックなど、様々な技術を使用するように設計されていました。
課題が多岐にわたっていたおかげで、選手たちが自分の主種目に応じて解決していく方法が異なっていたことも見どころでした。例えば、外岩に精通しているオンドラはジャミングの問題を定石的にジャミングで解決したのに対し、ジャミングに慣れていない選手たちは、これを適切に使えず、他の技術で試みました。リード選手たちはホールドを確実に一つずつ押さえながら越えていこうという傾向を示していました。摩擦を利用して支えなければならないボリューム型ホールドも、付着した壁の間にある小さな隙間に爪を押し込んで引っ張るように活用する選手もいました。 いずれも興味深い現象です。 また、最新のトレンドに合致するようコーディネーション問題を多く取り入れたのもよかった。
全体的に、オリンピックで提供されたボルダリング課題は選手たちの個性と多様なクライミング技術の両方を垣間見ることができた 写真 聯合ニュース
ソ コーディネーションは、最近流行している概念ですが、正確にはどのようなものですか?
キム 定義を言えば、いくつかの技術要素と動作を相次いで行い、支えるのが不可能なホールドを克服するものです。例えばダイノを2回連続行う形式などですね。とてもアクロバティックな動作をやり遂げなければなりませんが、観戦の楽しみが増大するでしょう。その意味で、旭日旗を模したとされる男子決勝ボルダリング第3課題を考察する必要があるようですね。
ソ キム·ジャイン選手もインスタグラムを通じて問題を提起した部分ですね。 政治的行動を認めない五輪で、該当のデザインを借用した課題を作ったのは残念だというのがポイントでした。
キム ここでは該当の課題が「旭日旗」か「戦犯旗」かどうかではなく、その課題自体を探ってみましょう。ボルダリングなら、体のバランスを絶えず揺さぶり、選手たちが掴み、登り、耐えるようにしなければなりません。 しかし、この課題は最初から動作がありません。 静的な動きで小さく、掴みにくいホールドを制圧することが全てです。 トップ選手はまるでリードするかのようにチョークバックを背負っていき、そして全ての選手が完登に失敗し、違いをみることすらできませんでした。 結局、五輪の決勝舞台に出すべき課題問題ではありませんでした。
競技中のソ・チェヒョン。ソ選手は予選でリード1位、決勝でリード2位を記録した 写真 聯合ニュース
#7 ソチェヒョンのパリのメダル見通しは「明るい」
ソ 最後に、今後の大会の展望をお話ししましょう。
キム ソ・チェヒョン選手は予選でリード1位、決勝でリード2位を占めました。今後リード種目が単一種目となったら、リードだけはキム・ジャイン選手の後を継いで一世を風靡する可能性を示しました。リードは技術習得のために長年の経験が必要な種目ですので、順位は大きく変動しません。
一方、スピードクライミングやボルダリングで、今後は「モンスター」があふれ出てくるものとみていいでしょう。この種目は、短期間に技量を養成することができ、他種目の選手の流入が容易です。体操や陸上競技の選手が、自分の中に意外なクライミングの才能を発見し、進出してくることもありうる。また、オリンピック種目になってスポーツクライミング人口が増えただけに、優れた人材が継続して発掘される。つまり、今後のスポーツクライミング大会の「見る楽しさ」がかなり向上したことになるでしょう。
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以上引用終わり
8月28日、職域接種にて、東北文教大学で第2回のワクチン接種を受ける。
勤務先はワクチン接種に伴う休暇を認めてくれているため、本日は休暇を取得。午前に老母の世話、早めに昼食をとり、東北文教大学へ。
接種当日は全く体調問題無し。
8月29日、朝。
身体が重い。重すぎる。体温計で測ったところ38.2度。
今日はカミさんの退院日。
気合と根性で運転し、カミさんを病院から引き取る。
帰宅後、体温を測定したところ38.6度。
何より倦怠感がひどい。発熱による倦怠感とは明らかに違う。
私は積極的に仮眠を取ることが多いため、横になるとたいてい眠れるのだが、横になっていても眠れない倦怠感。
15時、体温は39.2度。
ワクチンの副反応で特徴的なのが、頻尿だった。1時間に1~2回は小用に立つ。立っているのも、排尿するのもやっとの倦怠感。
登山関係でメールのやりとりが必要だったが、体調回復が優先と考え、スマホ・PCは一切開かず、ひたすら横になる。
夕方、体温は38.5~39.0度を推移。
18時、夕食。
カミさんが台所に復帰し、最初の私の夕食は、
お粥。
粥の夕食後、市販の解熱剤を服用。商品名「ラックル」というアセトアミノフェン300mg含有の解熱鎮痛剤だが、服用後、激しかった悪寒が消え、すっと睡眠できた。
20時、37.6度に熱が下がる。
8月30日、朝。
体温は37.3度まで下がる。勤務先ではワクチン副反応による特別休暇を認めているのだが、あいにく見積作成など仕事が待っている。
朝食時、「ラックル」を服用して出社。出社後、デスクで体温をチェックしたところ36.7度に下がっている。
朝礼前、職場のあちこちで電話が鳴る。ワクチン副反応による休暇取得連絡の電話が続いていた。
いつもの日常が始まる。
さすらいの現場作業員、必要緊急の用件のため、上司のK君と福島へ。
途中の 道の駅 さくらの郷 で昼食。
平日だというのに、地元の高齢者で食堂は混んでいる。どうもこの近辺、外食できるところは、ここしか無いらしい。
本日の私のチョイスは、
焼肉丼。
道の駅のウェブサイトにも掲載されているが、焼肉丼、味噌汁の他に冷ややっこ、ナスの煮物の小鉢が付く。
820円と値段もいいが、盛もいい。
丼、豚肉とご飯の間にキャベツ千切りが盛ってあり、「底上げか?」と疑うが、キャベツのおかげで豚肉の脂感が緩和されて良し。
味噌汁も、けんちん汁のように具沢山で、普通の味噌汁の2杯分のボリューム。
福島からの帰路、携帯に病院からの電話。
カミさんの退院が決まる。
嵐のような父子家庭生活も、明日で終わり。
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